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2017.04.17 Monday

『グローバリズム以後』

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    JUGEMテーマ:読書

    今年9冊目。

     

    フランス人で人類学者であるエマニュエル・トッドの近代批評。

     

    自由経済主義に懐疑的な立場の著者は、アメリカ帝国の行き詰まり、ヨーロッパ(特にフランス)のアイデンティティ喪失、ドイツへの不信を論じている。歴史学者・人類学者が近代批評をするときには、近い将来の世界像の正確さを信頼判断の基準にするべきではなく、その像を描く根拠を基準にするべきだと思う。昨年のイギリスEU離脱、トランプ大統領選出を踏まえての資本主義経済の行き詰まりは納得する所がある。

     

    その一方で、今や大国として無視することができなくなった中国への評価を、著者はあまりに過小評価しているのではないだろうか?ロシアの復権・ロシアとの対話の重要性を説いているので、尚の事中国への評価の低さが理解できない。中国への言及も極めて少ないのもこの疑問に拍車をかける。

    2017.05.22 Monday

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