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2018.02.12 Monday

『生物と無生物のあいだ』

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    JUGEMテーマ:読書

    今年1冊目。

     

     

    数年前に話題になった新書。分子生物学の概論を歴史を交えてわかりやすく解説していて、一般人が分子生物学とは何か、というのを理解するには最適な一冊だと思う。こういう本は大概専門家が読むと端折過ぎていて、ケチがつけられると思うのだが、その学問の背景をまったく分かっていない人に対して、新書1冊で説明しようとすれば、どうしてもそういう簡略するところは出てくる。もう少し学びたい人は、更なる深い専門書を手に取れば良いのだと思う。

     

    あまり専門すぎず、かつ簡略しすぎない解説の技術というのは、専門家全てが持っているわけではなく、その人の才能、そしてその才能を磨いてきた賜物なのだと思う。本書は、途中くどいくらいまでに同じような解説が途中続くのだけど、著者自身のポスドク時代の話を交えつつの分子生物学が紡ぎあげてきた話は、恐らくその世界とはこれからも無縁だろうと思われる自分には、どこか彼岸の話に聞こえる一方、同じ研究者として、問題を批判的に見る姿勢、そして、ライバル研究室との競争、という面では自身が経験しているだけに、共感に次ぐ共感であった。

    2018.11.11 Sunday

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